様々な分析や予測の範囲を超えて日本のネットワークインフラは発展し、そして普及してきました。我が国の産業界はこのような強みを有しつつも、一方では、それに見合ったコンテンツの供給が十分ではなく、同時に有効なビジネスモデルが確立されない状態が長く続いていると考えられています。

Web2.0時代を迎え、インターネットを使って益々ユーザ主導の情報発信が活発化していくのは間違いのない事でしょう。そしてビデオコンテンツに於いてもやがてそのような波が訪れると我々は考えています。マスメディアがカバーしない新しい分野のコンテンツ、それを仮に『グループ放送』と呼ぶ事にします。

ここで言うグループ放送は同時に、ある特定のグループ(人々の集まりや集合体)に対してのみ価値があるコンテンツのグループに向けた発信を意味します。最小規模のグループは恐らく家族と言う事になるのかもしれませんし、学校の同窓会、企業、スポーツ団体、ある特定の地域への旅行が好きな人々のコミュニティ等も有り得ると思います。都市や海外で働く人々が自分の故郷の事のみを扱った放送を見る、といった試みも少しずつ始まって来ていますが、これも一種のグループ放送と呼ぶ事が出来ると思います。

インターネットの普及は勿論ですが、このグループ放送の枠組みを後押しする要素として、映像機器やパーソナルコンピュータの高機能・低価格化があげられます。つまり我々は既に、放送の為の素材は誰もが創造する事が出来る時代に生きている訳です。

グループ放送の為のインフラとコンテンツ制作の為の手段の成熟、これらの事から私たちが考える『メディアの民主化』の土壌は既に形成されていると言えます。後は、少しのきっかけ。それが場の提供なのか、映像編集の洗練されたスキルやノウハウの共有なのか、素材に付加するストック映像の提供なのか、その答えが見つかるのもそう遠い未来ではないと思いますし、それをいち早く見つけて広めて行く事が、私たちの仕事だと考えています。

私たち株式会社ヘルムスでは、このような考えをベースにしながら、

・簡易に映像コンテンツを作成しインターネット用コンテンツとして収録する手段
・映像コンテンツの交換や流通の場
・映像コンテンツの簡便な発信や特定グループに向けた配信の枠組み

の提供によって、新しい映像コミュニケーションの潮流の到来を皆様と一緒に目指したいと考えております。



We would express our deepest sympathy to all the people who encountered the Tohoku earthquake disaster in Japan, March 2011.

2011年3月の東北関東大震災に見舞われた全ての被災者の皆様に、心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。